【ETCはつけるべき?】必要な情報や費用などまとめ

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バイク免許を取り、一般道にも慣れてくると次は高速道路へ乗ってみようと思う方が多いでしょう。

高速道路といえば、料金ゲートをスムーズに通過することができるETCですが、調べてみるとわからないことだらけで設置に悩んでしまっているのではないでしょうか?

この記事は

・高速あまり乗らないかもしれないけど、ETCはつけるべき?

・1.0とか2.0とかよくわからない

・どこから手をつけて良いかわからない

これらの疑問を解決する内容を紹介していきます。

目次

結論

慣れていないからこそETCを設置した方が良い。

高速道路は一般道と違い、様々な事に注意をしなければいけません。
中でも、料金所ではお金の出し入れをグローブをした状態でしなければいけない上に、後ろから車などが来ていたら焦ってしまうと思います。

少しでも快適に高速道路を走行するために、ストレスは減らした方が良いでしょう。

「あまり乗るつもりないからもったいないかな。」と思っている人もいると思いますが、あまり乗らないからこそ支払いなどの作業が慣れないため、もたつく可能性が高いです。

運転に集中するためにも初心者こそETCの設置を検討することをお勧めします。

ETC設置にかかる費用

ETCをつける上での最大のデメリットは費用が決して安くない事です。

ETCはドラレコなどと違い、専門店にセットアップや取り付けをしてもらう必要があります。そのため、費用に本体代だけでなく、工賃とセットアップ料金がかかります。

車種によっても費用が変わるため、注意が必要です。
二輪館の公式サイトによると、MSC-BE700s(本体価格:25,850円)とは別に10,000円以上費用がかかります。

ネイキッドオフ車・アメリカンカウル付き・スクーター
MSC -BE700s36,300円39,050円41,800円
公式サイトはこちらから

車種による料金では、ネイキッドとカウル付きで約5,000円の差があります。

フルカウルのバイクに乗っている人は40,000円以上費用がかかることを覚悟した方が良いでしょう。

ETCの選び方

①防水・防塵性能

バイクETCを取り付ける場合、どうしても雨などにさらされる危険性が高いです。バイク用のETCは防水・防塵性能は兼ね備えてはいますが、性能に差があるためしっかりと下調べが必要です。

〈防水・防塵性能の見方〉

IP○△

○→人体・固形物に対する保護(0〜6)

△→水の侵入に対する保護(0〜8)

例:IP68→完全な防塵構造で水面下での使用が可能
(詳しくはコチラから)

②耐振動性

ETCの故障の原因に振動が挙げられます。私が乗っているGB350のようなバイクは振動が大きく、ETCの故障が心配です。そのため、「自動車部品振動試験方法」で定められているランクで、最高の20GをクリアしているETCを選ぶことをオススメします。

カードの挿入方式をチェックする

カードを頻繁に抜き差しする場合、スライド式のものがオススメです。

しかし、防水面などで心配な方は開閉式のものをオススメします。

③一体型と分離型

一体型ETCはETC本体とアンテナが一緒になっているのが特徴。
本体代が安価であり、カードの抜き差しが容易なのがメリットですが、

本体をそのままハンドル回りに設置するためとても目立ちます。

分離型ETCは、ETCの本体とアンテナ、インジゲーターが別になっているのが特徴。

本体を目立たないように設置することができるため、見た目を損ねないですが、
価格が一体型より高価です。

できるだけ安く済ませるのであれば、一体型がオススメ
しかし、ハンドル周りに設置した時の存在感がすごいため、個人的には分離型の方が良いとおもいます。

〈アンテナ・インジゲーターとは?〉

バイク用ETC車載器は、本体、インジケーター、アンテナの3つのパーツで構成されています。

インジケーター:ETC車載器が使用可能かをランプで示してくれる表示器

アンテナ:ETCゲートと車載器間を必要情報をやりとりする

④1.0か2.0か

ざっくりいうと、従来のETCが1.0で進化したETCが2.0

現在試験段階ではあるが、都市圏の環状線など多数のルートがある場合には目的地までに複数のルート選択が可能です。

渋滞回避のために迂回ルートを通った場合には、割引きが適用されるようになる予定。

(詳しくはコチラ)

圏央道では、ETC2.0に限り割引き制度もスタートしています。

2.0のETCの方が圧倒的に高価ですが、長期的に使用していくのであれば、2.0の購入がオススメです。

二輪館で紹介している4つのETCを紹介

本体価格本体寸法防水・防塵カード挿入方法耐震動性アンテナ・インジゲーター
MSC -BE700s25,850W81×H22×D112.5(mm) ※突起部除くIP68※アンテナ・インジゲータースライド式20G別体型
MSC -BE61W21,780W81×H22×D112.5(mm) ※突起部除くIP55スライド式20G別体型
MSC -BE6119,800W81×H22×D112.5(mm) ※突起部除くIP55スライド式20G一体型
JRM-2126,180W110×H24 ×D83(mm)IP66/IP67※本体含め開閉式20G別体型
公式サイトはこちらから

二輪館で助成金対象になっている4つのETCは全て耐震動性は20Gです。

長く使うつもりがなく、できるだけ安価に済ませたいのであればMSC-BE61MSC-BE61Wがオススメ
防水・防塵レベルは4つの中で最も低く、ETC2.0には対応しておりませんが、他の2つと比較して約5,000円安く購入することが可能です。

これから長く使用し、質にこだわるのであればMSC-BE700sJRM -21を選ぶと良いでしょう。

大きな違いは2つあり、1つはカード挿入方法と防水・防塵性能です。

カード挿入方法はMSC-BE700sがスライド式のため、楽に行うことができます。

JRM-21は開閉型のため、多少スライド式よりも手間がかかりますが、グローブでも開けやすいように工夫はされています。

本体の防水性はJRM-21の方が優秀です。取り付ける場所が雨風に当たる可能性が高いのであれば、こちらの方がオススメだと思います。
シート下やサイドカバーの中に設置するのであればあまり気にする必要はないかなと思います。

MSCシリーズに関してはコチラから
JRMシリーズに関してはコチラから

まとめ

今回はバイク用ETCについてまとめてみました。

高速道路は一般道と比べてストレスが多くかかるので、初心者だからこそETCを設置して少しでも快適なツーリングができるようにした方が良いでしょう。

ちなみに今回私がせち予定のETCはJRM -21です。
GB350はネイキッドであり、設置する場所が少ないため、どうしても雨風に当たる可能性が高いです。


できるだけ防水性能が高く、別体型のものを購入したかったのでこちらを選びました。

みなさんも自分のスタイルに合ったETCを選んでみてください。

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