不安でしかない大型バイク免許
今年の5月に中型免許を取得した私は、7月から大型バイク免許へ挑戦することを決めた。
キッカケは単純であった。中型バイクと大型バイクをいっぺんに取った方が、料金が安く済むからである。
そんな軽い気持ちで大型バイクの取得を決めたが、正直のところ中型バイクの免許を取りに行っている時点で心が折れかけていた。
私は運転が下手である。クランクや1本橋など、テクニックを要するものがことごとく再試となり、教官からぶきっちょと言われる日々。
アラサーが半べそをかきながらやっとの思いで取得した中型免許であるが、大型バイクの免許はその試験よりも難易度がグンとあがるのだ。
初めての大型バイク乗車
いよいよ今日から教習が始まる。
中型バイク免許を取得し、1ヵ月バイクに乗っていない私は運転が不安でしかなかった。
大型バイクの目の当たりにすると、想像以上にでかい。バイクというマシンがとてつもなく恐ろしいものに感じた。
そう感じている間に、乗車の指示が言い渡された。
中型バイクとは異なる重量感がハンドルを通じて私の手に伝わってくる。
こんなもの操作できるのか…。私は試験の日が遠くなることを悟った。
忌まわしき曲がり角
最初は慣らし走行から始まった。アクセルを開けた瞬間に、大型バイクのパワーを思い知らされた。
加速力が段違いである。運転に慣れてくると、先ほどまで感じていた恐怖心は薄まり、大型バイクの楽しさを感じ始めている私がいた。
しかし、そんな楽しい気持ちも長くは続かなかった。
教官の後に続き、向かった先にあったのは、過去に私を苦しめた2つの曲がり角であった。
あいつを見ただけで体が強張ってしまう。一度は克服した曲がり角なのに、失敗が頭をよぎる。
そのようなメンタルではうまく行くはずもなく、コーンにぶつかってしまった。
「基礎ができていない。」
教官から言われた一言に、私はぐうの音も出なかった。
最後の難関1本橋
忌まわしき曲がり角の後には、お待ちかね1本橋だ。
30㎝程しかない幅を10秒以上も乗っていなければいけないという、神業としか思えない所業をやらなければならない。
私は中型バイクの操作法を思い出し、全集中して一本橋に立ち向かった。
結果は渡りきることができたが、時間は5秒程度であった。
早すぎる。
試験であれば即落第のタイムである。
その後も何回も繰り返したが、結果は惨敗であった。
終了のチャイムが鳴り、本日の教習は終了した。
次回に活かせること
教官からのアドバイスをまとめようと思う。
①クランクは速度を落とすな
②1本橋は前傾姿勢になり、肩の力を抜け(重心を下げる)
③両足を少し内股にし、下に押し付けろ(ローギアだから問題ないとのこと)
④ジグザグを忘れるな
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