大型バイク免許取得への道〜その⑤〜「カーブ編」

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カーブの練習

今日の教習はいつもと違う形でスタートした。教官に案内され向かったのは、8の字を練習する場所であった。

バイクに乗り初めの頃、速度調整を練習するのに使った場所だ。

個人的にはカーブは問題ないと思っていたので、ちょっとした体感だけで終わるかと思っていたが、またしても壁が立ちはだかることになった。

教官より、カーブするときのフォームが3つあることを知っているかの質問があった。

(なんだそれは…。曲がる時なんて、自然と体が動いているんじゃないのか。)

私は首を横に振ると、教官からカーブ時の体勢について指導を頂いた。

①リーンウィズ:バイクと身体を同じ方向に傾ける姿勢であり、基本的なフォームであり疲れにくい事が特徴。教習所では、このフォームを最も多用する。

②リーンアウト:バイクの傾きに対し、上半身を起こしておく(外側に倒す)姿勢。低速でバランスを取りやすいため、Uターンなどで使用する事が多い。難点としてハンドルを取られやすいため、デコボコ道や道路が濡れている時は注意が必要。

③リーンイン:バイクの傾きよりも、上半身をカーブ側に傾けた姿勢。バイクの傾きが少ない為、速い速度でも安定してカーブに使用する事が多い。難しいテクニックの為、慣れないうちはあまりやらないことをオススメする。

上記の3つ以外にも、ハンドオフというフォームがある。
ハンドオフ膝をするようなフォームであり、奥多摩などで頻繁にみられる曲がり方である。これは教習所では教えられないと言われたが、とても出来なそうなので安心した。

カーブ実践

実際に3つのカーブを行ってみた。
リーンウィズは普段から教習所で行っている方法なので、特に問題はなかった。リーンアウトはゆっくりとした速度でやったため、少し恐怖心を覚えた。しかし、これを覚えたおかげでUターンができるようになった。
最後にリーンインだが、これがほんとに難しい。顔をミラーに近づけるように体を傾けるが恐怖でしかなかった。バイクはできるだけ真っすぐにするようにコントロールするのも一苦労なのだ。さらに、時速20㎞/hほどで運転する共感を追いかけろという課題付き。最後まで教官に追いつくことはできなかった。

リーンウィズの練習のおかげで…

3つのカーブを体験した後は、コースを回っていた。先ほどリーンインの練習で心が折れかけていたが、この練習が思わぬ収穫を生むことになった。
大型バイク免許になってから、苦戦を強いられたスラローム。リーンウィズはこの課題をクリアする為に必要であったのだ。

前回までは、最初と最後だけ加速して時間の短縮を測るという方法を行っていた。先ほど教わったリーンウィズの方法を用いることで、速度を落としすぎなくても曲がることができた。これにより安定して速度を上げることができ、タイムの短縮が可能となったのだ。
しかし、問題点としてそもそもリーンウィズが難しい。引き続き、練習をしていく必要がある。

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