はじめに
4月に予約して4ヶ月…
待ちに待った日がやってきた。8月8日についにGB350を迎えることになったのだ。5月に免許を取得し、大型バイク免許取得を目指しているが、教習車以外に乗るのは初めての経験である。
この記事は、教習車しか乗ったことのない私が初心者目線でGB350に乗ってみた感想を記事にしてある。GB350の専門的なインプレッションはベテランライダーさんを参考にしてほしい。
取り回しや足つきは?
GB350は教習車と比べて重量が約200㎏に対し180㎏と軽量である。スタンドにかけたり、押して動かすのは比較的容易である。
シート高は800㎜とやや高めである。私の身長は175㎝であるが、両足のカカトが少しだけ浮いてしまう。もちろん足が短いということは自覚しているが、教習車では両足がベタっと着いていたので、GBのシートは少し高めだと言えるだろう。
私個人の意見ではあるが、cb400sfはハンドルの位置が前になっており、ペダルが後ろの方にある印象である。GB350はハンドルが手前にあるので、どっしりとなることができる。
そのほか教習車との違いは他の記事にまとめてあるため、良かったら参考にしてみてほしい。
(比較している教習車はCB400SFを参考にしています。正確にはCB400SF-Kというモデルですが、ご了承ください。)
いざ出発!
納車説明が終わり、いよいよ運転する時がやってきた。
エンジンをかけた瞬間、シート越しに鼓動が伝わってくる。教習所で初めてバイクに乗った時のような高揚感を思い出すような心地よい振動であった。
ギアを1速に入れ、いざ出発。
この時、誰もがエンストを心配するだろう。私も免許の卒業試験で2回エンストした実力の持ち主だ。
慎重に半クラッチへつなげていくと、想像以上にスムーズに発進した。あまりにもゆったりとした発進でAT車と思ってしまうほどであった。発進早々にGB350の実力を思い知らされたのである。
発進はうまく行った。次はギアを上げていく作業だ。
2速、3速へと徐々にギアを上げていく。ここまでは急制動などで体験したことがあるが、急に加速するようなことは一切ない。ゆったりと心地よい振動と共にGB350は加速していくのだ。
そして、ギア4速へ。
他のバイクと比べ、パワーがないと言われていたが全く気にならないくらい気持ちよく加速をしてくれる。乗る前は40㎞/hをキープすることが怖かったが、そんなことを忘れてしまうほど運転が楽しい。
直角のカーブや坂道も問題なく走行することができ、無事帰宅することができた。約15㎞の短い距離でだったが、GB350を買ったことに満足するには十分な時間であった。
気になったところ
以前、「単気筒バイクは乗りづらい?」という記事を書いた。原因として振動が大きいためと考察したが、GB350はその振動までもが好きになるので全く問題なかった。
空冷は水冷に比べて熱いと言われている。ライディング用ズボンを履いて運転をしていたが、停車中に少しだけ熱を感じた。しっかりと装備を整えれば問題ないと考えられる。
40㎞/hの速度で走るときのギアは4速だと少し振動が強くなるように感じる。個人的には3速の方が心地よく走行できると感じているが、これに関しては個人差があるだろう。街中では3速で十分と考えられる。
最後に
GB350は初心者に優しいバイクと言えるだろう。
エンストしにくく、加速もゆったりとスムーズであるため怖さも少ない。
納車までの待ち時間は長かったが、待つだけの価値があるバイクである。
これからも安全運転でバイクライフを楽しんでいきたい。
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