キャンプブームによりアウトドア用品の需要が高まっている中、100円ショップのアウトドア用品が注目されています。
今日ご紹介するのは、キャン★ドゥで販売されている「アルミアルコールストーブ」です。
値段は税込330円と、100円ショップの商品では少し割高な印象ですが、クオリティーの高さが評判を呼んでいます。
この記事では、キャン★ドゥのアルコールストーブの使用感や固形燃料と比較してみた結果をお伝えしていこうと思います。
アルコールストーブとは?
寒冷地でも安定して火を使うことができるアルコールストーブは、多くのキャンパーに愛用されています。
構造もシンプルで壊れにくく、着火手順も簡単。ガスバーナーと違って、静かに揺れる青い炎がキャンプ場の夜の静けさにマッチしており、至高の時間を過ごすことができます。
スペック紹介
・アルミアルコールストーブ80mL
・販売元:エコー金属株式会社
・定価:¥330(税込み)
https://huhuoutdoor.com/2000enn-montagna-coccker-set-8p-syosinnsya-kattemita/使用方法
①蓋を外し、アルコールを本体の3分の2(約30ml~50ml)入れる。
②着火すると、初めはゆらゆらと不安定な青い炎が付く
③1~2分ほどで安定した青い炎になるので、五徳などを使用して調理を行う。
④消化の際はアルコールが、燃え尽きるまで待つ。
アルコールストーブVS固形燃料
今回は、燃料のコスト、燃焼時間、500mlの水を沸騰させる時間を検証しました。
対象とする燃料のメーカーや量によって結果が異なりますので、あくまでも参考程度にしてください。
検証結果
「燃料のコスト」
燃料用アルコールは30mlで約18円に対し、固形燃料は一つ約33円になります。
50ml使用した場合でも約30円のため、コストは固形燃料よりも抑えられていると考えられます。
「燃焼時間」
燃焼時間は、アルコールストーブが約12分に対し、固形燃料は約15分でした。
燃焼時間が長い=燃費が良いわけではありませんが、固形燃料の方が長い時間燃焼していました。
「沸騰するまでの時間」
アルコールストーブは約11分に対し、固形燃料は約13分で水が沸騰しました。
アルコールストーブは、着火1~2分程で安定した炎になり、20㎝くらい離れた位置からも熱を感じるくらいでした。
実際使用してみて
固形燃料と比較して火力が強い印象でした。5~7分でウィンナーや目玉焼きも問題なく焼くことができます。キャンプ場で朝食を作る際、火を起こすのがめんどくさい時などに活用できると思います。
デメリットとして、燃料用アルコールの持ち運びが面倒なところが挙げられます。100円ショップでオイルボトルがあるので、購入をお勧めします。また、燃料を使い切らないといけないので、途中で火を消すことができません。
キャンドゥのアルコールストーブは爆発する恐れがあると、他のブログやYouTubeで注意喚起されています。考えられる原因は、アルコールの量が少ないことが挙げられます。今回の検証中も小さな爆発が起きていたので、注意が必要です。
アルコールストーブは買うべき?
個人的な感想を言えば、買っても良いと思います。
アルコールストーブがあれば、コーヒーを飲みたいときや少し火を使いたい時に、すぐに使用することができるからです。
固形燃料の方が荷物も少なく済みますが、暗闇で青い炎を見れるのもアルコールストーブならではだと思います。
大人数での使用には向いていませんが、ソロキャンプやデュオキャンプなどで活躍できるアイテムだと思いますので、興味のある方は探してみてください。
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