一本橋はバイク教習所でぶつかる壁の一つだと思います。簡単にできる人は、スーッと真っすぐ進むだけだと言いますが、うまく行かない人からすればトラウマになるレベルで嫌いな科目だと思います。
何度も落ちていると、落ち癖が付いてしまい焦ってきますよね。自分にはセンスがないのかもしれないと思い、バイクに乗るのをやめようと考えてしまうこともあると思います。
この記事は、バイク操作が上手なベテランライダーさんのような技術指導は書いてありません。
皆さんよりバイクの運転が下手な私なりに、1本橋のコツや練習方法を伝えていきたいと思います。
私のスペック
2か月前から普通二輪免許を取りに教習所に通っている20代後半の普通のサラリーマンです。
車の免許は持っていますが、エンジンが付いた二輪車に乗ったことがありませんでした。
つい先日1段階の試験に3回挑み、みきわめを貰うことができました。
みきわめがうまく行かなかった理由は、1本橋が渡れなかったことが原因です。
練習から全く渡り切ることができず、6回やったら1回渡れればいい方でした。
私の失敗例
①そもそも乗ることができない
②途中で落ちてしまう
③上半身に力が入りすぎてしまう
④頭や体が揺れてしまう
練習方法
まずは考え方から
一本橋を行う前に気持ちの入れ替えをしましょう。
「落ちたらヤバイ」と考えると、余計ふらつきやすくなります。まずは「落ちてもいいから練習をしようと簡単に考えましょう。
もちろん、お金がかかっているので出来るだけ早く次に行きたいのはわかります。最終試験を再試験になる方がお金が高くつくことがあります。
目標設定
いきなり「渡りきる」と思ってしまうと、緊張してしまいます。一本橋の練習をするときはやるべきことを分割して目標を立てましょう。
私の場合は、「①速度を上げて乗り上げる」「②フラつかないようにニーグリップをする」「③落ちないようにジグザグに進む」と設定しました。
実践
①速度を上げて乗り上げる
一本橋に乗ることができない人向けの練習方法です。
教習所では、遠くを見るように指導を受けますが遠くを見ているのになぜか乗り上げることができないときはありませんか?
そういう時は、思い切って速度を上げましょう。
普通二輪の場合、7秒以上かけて渡りきらないといけないので、ゆっくり慎重にやりたくなる気持ちはわかります。
まずは乗り上げる事だけを考えて、一気に発進しましょう。
イメージ的には坂道発進と同じような感覚でやったらうまく行きました。
②フラつかないようにニーグリップをする
ふらついてしまう人向けの練習方法です。
乗り上げたはいいけどもフラフラしてしまい、頭や体が動いてしまうと注意されることはありませんか?ニーグリップをするように言われても出来ないことが多いと思います。
教習所によっては、ニーグリップができていないと減点になることもありますので、意地でも脚を閉じれるようにしましょう。
一本橋中にニーグリップをするコツは、姿勢をおんぶされた状態を意識することです。
③落ちないようにジグザグに進む
ニーグリップをしているのに、だんだん右や左に進んで落ちてしまう人にオススメです。
幅30㎝しかない橋の上をあえてジグザグ進むのは落ちるリスクが高くなると思うかもしれませんが、やってみると意外とうまく行きます。
いきなり一本橋の上でやるのが不安な人は、コースを回っているときにやってみましょう。
終わりに
一本橋をうまくやるためには、いろんなことに意識をしなければいけません。頭がいっぱいにならないように一つ一つこなしていきましょう。
教習所は練習をする場所です。うまく行かなくても、試験に落ちたやセンスがないなんて思わないようにしましょう。
苦手科目を得意科目にして、最終試験に挑めるように練習をしていきましょう!
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