この記事は、5,000円以下のヘッドセットがツーリングで使用できるか検証した内容を記事にしています。
・インカムは高いから、安いヘッドセットを探している。
・ツーリング中にナビや音楽を聴きたい。
・バイクと車でドライブをしたい。
こんな悩みを解決します。
法律的には問題ないのか?
各都道府県の道路交通法施行細則により、細かいルールは異なりますが、神奈川県の場合は以下の通りです。
神奈川県道路交通法施行細則第11条によると…
・携帯電話用装置を手で保持して通話し、若しくは操作し、又は画像表示装置に表示された画像を注視しながら運転をしないこと。
・大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽を聴く等安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で次自動車、原動機付き自転車又は自転車を運転しないこと。
神奈川県警察ホームページより
携帯を手に持たず、安全に運転をすることができ、警音器、緊急自動車のサイレン、警察官の指示等安全な運転に必要な交通に関する音が聞こえれば問題はないと解釈ができます。
罰則を犯した場合は、5万円以下の罰金(道路交通法第71条第6号、第120条第1項第9号)
※ 自動車、自動二輪車又は原動機付自転車で第5号に違反した場合は、反則行為(公安委員会遵守事項違反)に該当します。
購入した商品
Anpoow Bluetoothヘッドセット Bluetoothイヤホン
参考価格(税込):5,099円
商品紹介
Anpoowは中国の電子機器ブランドであり、Bluetoothヘッドセットを取り扱っている会社です。
Amazonのオススメ度は☆4.3であり、携帯電話・スマートフォン用ヘッドセット の 売れ筋ランキングは1位の商品です。(2022年4月現在)
商品の特徴
①500mAh大容量バッテリーの充電ケースが付属され、ケースも使用することで、約55時間使用可能です。
②重量は13g程度と軽量であり、装着時の違和感を減らします。
③業界最先端5.1規格のチュップを搭載。より高速かつ、「音飛び」や「音切れ」を大幅に改善。
④伝送距離は障害物なしで10m程度。
⑤CVC8.0ノイズキャンセリング技術を搭載したマイクを採用し、クリアな音声を通話相手送ります。
購入してみた
ケースの質感はプラスチックで少し安めの感じです。
充電コード(TypeーC)を繋ぐ部分は背面にあります。
フタを開けるとこんな感じです。
充電残量が液晶でわかるのは非常に良いですね。
イヤホン自体も高級感はないけど、黒でシックな見た目です。
イヤーフックが柔らかいため、装着が楽にできそうです。
サイズ
ケース:110mm×60mm×250mm
本体
検証内容
・ヘルメット:Arai RX-7X
・電話:iPhone8
・走行したコース:国道246号(相模原〜松田間)
・通話アプリ:LINE
・相手:車
・ナビ:Googleマップ
装着感
ヘルメットを被った時にイヤホンが外れないかが一番気がかりでしたが、違和感なく装着することができました。
ヘッドセットにメガネもかけていましたが、痛くなることなく使用することができました。
音質
速度60キロ以内であれば、風の音が気にならずに音を聞き取ることができます。
こちらの声もしっかり拾ってくれており、小さな声で話しても問題なかったです。
トンネルの使用感
今回ツーリングをしたコースには秦野市の新善波トンネルがありましたが、通信障害や雑音など問題なく使用することができました。
充電残量
100%充電した状態で往復4時間のコースを通話してみましたが、充電残量は80%でした。
通話しながらナビは使用できるか?
通話しながら音声を聞き取ること可能です。
検証結果
オススメポイント
・音質やマイクの精度は問題なく、ストレスが少ないツーリングが可能。
・フルフェイスヘルメットでも装着可能。
・5,000円とインカムと比べて安価であり、ゲームやテレワークなどでも使用可能。
・配線など気にせず、購入したその日から使用できる。
気になるポイント
・イヤホンの横に付いているスイッチがたまに触れてしまい、通話が切断されてしまうことがある。
・通話性能自体は通話アプリに依存するため、複数人での通話に関しては性能が不明。
・高速道路などでの使用感は検証できていない。
まとめ
今回、5,000円で購入した中華性のヘッドセットがインカムの代用ができるか検証してみました。
結果は下道で少人数であれば全く問題なく使用できるため、オススメです。
インカムは数万以上するものが多く、気軽に買うことができません。
お金が貯まるまでの間や、ソロツーリングで使用したい方は購入を検討してみてください。
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