大型バイク免許取得への道〜その⑦〜「卒検編」

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いよいよ卒検

この記事は試験直後に書いている。

結果から言うと試験やり直しだ。その反省やどうしようもない気持ちを発散するためだけに書いてある。

試験当日、この自動車学校では2回目となる卒検だ。

最後に教習があったのは2週間前…。

少し空いてしまったが、みきわめは問題なかったので大丈夫だろうと思っていた。

いよいよ試験開始。大型バイクの私は一番目だった。

他の教習生は中型バイクのため、すこし心に余裕がある状態でバイクへ向かった。

慣らし走行をするためエンジンをかける。発信しようとした瞬間エンストした。

幸先が悪い…。

心に不安を抱えたまま、慣らし走行が終わった。

いよいよ本番。前回のミスであるスタンドの上げ忘れに気をつけ、乗車した。

今回は苦手な2号コース。いきなり急な坂道発信があり、そのあと波状路が待っている。

まずは坂道発信。問題なくクリアした。

続いて波状路。これもタイムはわからないが安定してクリアできた。

その後、前回やり直しとなった急制動だったが、これも問題なくクリア。

心の中で合格を意識し始めたその時、最大の壁であるクランクが現れた。

こいつには中型バイクの頃から悔しい思いをさせられている。

特に左折が大の苦手だ。

速度を落とし過ぎず、適切な位置から曲がる。いい感じだ。

次は比較的得意な右折。しっかりとハンドルを切り、一度右側の安全を確認してから出ようとした。

その時、私のバイクは横に倒れていた。

足をつく間も無く、気がついたら転倒してしまった。

中型バイクの時にもここだけは問題なくクリアしただけあって、何が起きたか理解できなかった。

教官から怪我の確認と、続行するか声がかかったが、頭の中は真っ白であった。

落ちた…。これ以外の言葉が頭から離れない。

とりあえず、コースを終わらせるために残りのスラロームや一本橋に差し掛かる。

これらも苦手分野だったのだが、全く問題なくクリアした。

悔しい…。

減点ではなく、一発不合格になってしまったと言う後悔で頭がいっぱいだ。

合格発表までは残らなくてはいけないのが、この教習所の決まりだ。

1番初めに終わった私からしたら、拷問に近いものがあった。

落ちてることが確定しているのに、合格発表を待ち、中型バイクの試験を受けた方型の前で不合格を言い渡される。

次回は、一度補修を受けてから再試験となる。かかる金額は13,000円程だ。

GB のために投資をしたい今、大変な出費である。

そんなことを考えている待ち時間で、この記事を書いている。

書きながら、やり直したい気持ちがいっぱいだ。

もう一度、朝からやり直したい。クランクだけもう一度見てもらいたい。

いくら願っても、叶わぬ夢だとわかっているが、そう思ってしまう。

あと、1時間ほど待機してなければいけない。

この苦痛に耐えながら、反省していこうと思う。

大型バイクの免許取得への道は長い。

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