前回のおさらい
前回は大型バイクの基本操作を学んだのち、中型バイクで行った運転を一通り行った。2回目の教習でも同様の内容であった。
大型バイクに2回乗って感じたことは、重量があるぶん安定感はあるが、クランクなどの曲がり角はコツが必要である。一本橋は10秒以上と今まで以上にテクニックを求められるため、当然難易度は中型バイクより高くなる。
今後の課題は、大型バイクの質量をコントロールしつつ、加速力をうまく利用することが重要である。今回の教習では、その二つを会得しなければならない課題が待っていた。
新たな壁スラローム
本日3回目の教習である。だんだんと大型バイクへの恐怖心よりも楽しさの方が勝ってきた。
本日の教習内容は前回のコースに加え、坂道発進とパイロンスラロームが課題となる。
一本橋やクランクでは、煮湯を飲まされていたが、坂道発進やスラロームはわりと得意であった。
「今回の教習はうまくいきそうだ」
いつも以上に楽しい教習になると、心に余裕が生まれていた。
スラロームは中型バイクが8秒以内、大型バイクは7秒以内であり、一本橋と比べてタイムの差が1秒程度である。
中型バイク卒検の時には7.5秒だった私は、たった0.5秒を縮めるのは容易いと感じていた。
しかし、現実は甘くない。
大型バイクは中型に比べ重量もあり、アクセルを開いた瞬間の加速力をコントロールできず、パイロンを倒す始末…。
楽しくなるはずの教習が、一瞬で新たな壁にぶち当たったことを悟った。
パイロンを倒さずに走り切れたが、タイムは7.8/8.1/7.5…。
たった0.5秒を縮めるどころか、やる度に遅くなっている。
教官からは、コースは悪くないから速度を上げようとアドバイスを頂いたが、速度を上げるとコースがズレるのだ。
パイロンの後ろに回り込む様にと言われても、バイクのパワーに圧倒されてしまう。
新たな壁にぶつかり、コツを掴めないまま本日の教習は終了した。
自惚れていた自分に恥ずかしさを覚えながら、謙虚であることを心に誓った。
次回の課題
スラロームを行う上でのアドセンスを以下にまとめる。
①ニーグリップをしっかりと
②2個以上先のパイロンを見る
③パイロンの後ろに回り込んだ時にアクセルを開く
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